介護事業者の倒産
昨年度、介護事業者の倒産が過去最多となったそうです。
人材不足、経営悪化が理由とのこと。
人材不足については最近問題になったわけではなく、少なくても10年以上前から
警笛は鳴らされていましたので対応できなかった国の失策ですね。
基本報酬が引き下げられたわけですので、体力のない小規模事業所が淘汰されるのも
予想できたはず。
体力のある規模が大きい介護事業所は延命していますが、不採算事業であることは間違いなく
母体の収益悪化により真っ先に閉じる運命なのは間違いないでしょう。
病院もそうですけど、医療体制は都市部に集中して、地方はどんどん先細りしています。
地方創生の根本部分に医療が据えられるはずなんですけど、現実は正反対に進んでいます。
本当に自国民のために政策を考えている政治家が何人いるのか、最近は本当にわからなくなってきました。